著者
標葉 靖子 福山 佑樹 江間 有沙
出版者
北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.45-54, 2018-12

近年,科学技術が高度に発展していることに伴い,科学技術と社会を取り巻く問題もまた複雑化してきている.本研究では,そうした科学技術と社会を取り巻く問題への多角的視点を涵養することを目指し,大学1,2年生を対象とした,学生自らが科学技術と社会をテーマとしたシリアスゲームを作成する「科学と社会をつなぐゲームデザイン」授業の開発・実践を行った.本稿では,当該授業の実施概要を報告するとともに,当該授業を受講した学生のふりかえり・レポート記述の内容から,「科学技術と社会」について考える上で,ゲーム作成というプロセスを活用することの可能性と課題について考察する.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

いつか「科学と社会をつなぐゲームデザイン」みたいな授業をまたやりたいなぁ。純粋に楽しかったし、研究にもできたという良い試みだった。 https://t.co/kgMkjKm97j https://t.co/GozPJCbTrr
"Development and Practice of Designing a Serious Game Class to Cultivate a Diversified Perspective on Science, Technology, and Society Issues" Japanese Journal of Science Communication https://t.co/kPfUznRsKv #scicomm #scigame

収集済み URL リスト