著者
薬袋 秀樹 Hideki MINAI
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2019年度, pp.29-32, 2019-06

本研究の目的は、『図書館法成立史資料』以後の裏田武夫、小川剛の図書館法に関する主要な著作の内容を検討することである。主要な関係著作を収集して分析し、総合的に考察した結果、日米の取り組みの評価、図書館法の評価(豊かな理念と乏しい実質、実現しなかった4つの事項等)について論じていること、小川は、文献ごとに異なるテーマを取り上げ、多くの事項について新たな検討を行い、日米双方の様々な問題点を指摘していること、裏田は、制度上の課題を体系的に整理し、法改正の必要性を指摘していること等が明らかになった。

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【案内】「裏田武夫、小川剛の図書館法関係著作に関する考察 : 『図書館法成 立史資料』以後の著作を対象に」改訂版(日本図書館情報学会春季研究集会発表資料の改訂)をつくばリポジトリで公開しました(https://t.co/fPFBNMdmyP)。6月8日の春季研究集会で発表したものです。

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