著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
pp.13-16, 2016-05

日本図書館情報学会2016年春季研究集会:2016年5月28日(土)白百合女子大学(東京都)『日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』2016年度,2016.5,p.13-16.(2016.5一部訂正)
著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2017年度, pp.5-8, 2017-06

1997年以後、作家・出版関係者から公共図書館におけるエンターテイメント系小説について、複本削減、貸出猶予、公貸権による補償の要望が行われ、図書館関係者との間で議論が行われてきた。この問題を「図書館における貸与問題」と呼ぶ。本研究の目的は、日本図書館協会のこの問題に対する取り組みと考え方の特徴を明らかにすることである。関連文献を収集・分析した結果、審議会の終了後、報告記事が減少しており、報告記事の増加が必要であることなど5点の特徴が明らかになった。
著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2018年度, pp.27-30, 2018-05

研究の目的は「公立図書館の最低基準」(1950)に関する議論の特徴を明らかにすることである。関係文献を収集し分析した結果、次の4点が明らかになった。①図書館法との関係については、5つの考え方を把握する必要がある。②達成率の低さについては1950年代の図書館活動を検討すべきであり、達成率の相違の原因として終戦直後の図書館事情が考えられる。③地方分権政策への対応、基準の早期の改訂の試みが必要であった。④議論の積み重ねが不十分である。
著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
pp.37-40, 2013-05

日本図書館情報学会2013年春季研究集会:2013年5月25日(土)筑波大学春日エリア
著者
薬袋 秀樹 Hideki MINAI
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2020年度, pp.45-48, 2020-06

研究の目的は、「望ましい基準」ともう一つの基準から成る複数基準が図書館法以外の法律で用いられているかどうかを明らかにすることである。「e-Gov 法令検索」を用いて現行法の条文の調査等を行った結果、次の点が明らかになった。「望ましい基準」の用語を含む法律は11(現行法9、旧法2)ある。環境・学校関係の基準を規定した法律と図書館法を除く6 つの法律にはもう一つの基準に関する規定は見られず、複数基準は用いられていない。
著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
pp.54-57, 2015-05

日本図書館情報学会2015年春季研究集会:2015年5月30日(土)京都ノートルダム女子大学『日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』2015.5, p.54-57(2015.7一部訂正)
著者
薬袋 秀樹 Minai Hideki
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集 (ISSN:21885982)
巻号頁・発行日
pp.13-16, 2016

日本図書館情報学会2016年春季研究集会:2016年5月28日(土)白百合女子大学(東京都)『日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』2016年度,2016.5,p.13-16.(2016.5一部訂正)
著者
薬袋 秀樹 Hideki MINAI
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2019年度, pp.29-32, 2019-06

本研究の目的は、『図書館法成立史資料』以後の裏田武夫、小川剛の図書館法に関する主要な著作の内容を検討することである。主要な関係著作を収集して分析し、総合的に考察した結果、日米の取り組みの評価、図書館法の評価(豊かな理念と乏しい実質、実現しなかった4つの事項等)について論じていること、小川は、文献ごとに異なるテーマを取り上げ、多くの事項について新たな検討を行い、日米双方の様々な問題点を指摘していること、裏田は、制度上の課題を体系的に整理し、法改正の必要性を指摘していること等が明らかになった。