著者
薬袋 秀樹 Hideki MINAI
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2020年度, pp.45-48, 2020-06

研究の目的は、「望ましい基準」ともう一つの基準から成る複数基準が図書館法以外の法律で用いられているかどうかを明らかにすることである。「e-Gov 法令検索」を用いて現行法の条文の調査等を行った結果、次の点が明らかになった。「望ましい基準」の用語を含む法律は11(現行法9、旧法2)ある。環境・学校関係の基準を規定した法律と図書館法を除く6 つの法律にはもう一つの基準に関する規定は見られず、複数基準は用いられていない。

言及状況

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【図書館基準134】公共図書館基準に関する学習の基本は終わりました。①一つの法律で最低基準と望ましい基準を規定しているのは「図書館法」だけの可能性が高いようです(https://t.co/J5PmtorzQB)。最低基準を大きく超える「望ましい基準」の公示はもともとあり得ないものだったようです。
【案内】「図書館の基礎知識:主題別項目一覧(ブログ+リポジトリ)」(https://t.co/UOOuY4gxLm)の「☆最近の著作」に「1950年制定の図書館法における複数基準の検討」(『日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』2020年度,2020.6,p.45-48)(https://t.co/J5Pmto9qCt)を追加しました。
【案内】6月の日本図情学会春季研究集会で発表した「1950年制定の図書館法における複数基準の検討-複数基準について規定した法律の調査を通じて」(『日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』2020年度,2020.6,p.45-48.)を「つくばリポジトリ」(https://t.co/J5Pmto9qCt)に登録しました。

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