- ホーム
- 文献詳細
言及状況
外部データベース (DOI)
Delicious (1 users, 2 posts)
宗教と紛争との間には特別な結びつきがあることは9.11以前からかなり長い間信じられてきた。血塗られた宗教戦争を終結へと導いた1648年のウェスト ファリア条約締結後,宗教はその結果勃興した新しい世俗国家によって安全に隔離されたと議論している人たちもいる。また,世界政治を分析するために生まれ た理性的な世俗的学問分野である国際関係論は,長い経緯を経て,このような歴史的源泉から生まれたのだという考えも示されている。一旦,非理性的で暴力的 な宗教が飼い慣らされ,統治の縁にある場所にうまく配置されると,少なくともヨーロッパと北アメリカにおいては,国際関係論は国政・外交術の科学として登 場することができたのだ。
[twitter]
ティモシー・フィッツジェラルド「なぜ国際関係論における宗教に注目するのか?」『人文学報』第102号(2012年3月)(京都大学人文科学研究所) http://t.co/XTuvU6G1
はてなブックマーク (1 users, 1 posts)
宗教と紛争との間には特別な結びつきがあることは9.11以前からかなり長い間信じられてきた。血塗られた宗教戦争を終結へと導いた1648年のウェスト ファリア条約締結後,宗教はその結果勃興した新しい世俗国家によ
収集済み URL リスト