著者
平賀 瑠美 川島 光郎
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.103(2001-MUS-042), pp.75-80, 2001-10-26

聴覚障害を持つ大学生にコンピュータミュージックの授業を行って4年が経過した。聴覚障害者に敢えてコンピュータミュージックを教えることは、たとえそれが音楽の授業ではなくてもどのような意味があるかという常なる自省を抱えながらの4年間であった。これまでの経験から、授業の組み立て方についての反省と今後の展望、聴覚障害者にとって音楽とは何か、視覚情報は音楽の理解の補助になるか、コンピュータミュージックは福音になるか、また、健聴者と視覚障害者は音楽を通じてどのような関係をもつことができるかについての考察を述べる。今後、コンピュータミュージックが福祉においてどのような貢献が可能となるかについてについても述べる。

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