著者
杉浦 郁子
出版者
和光大学現代人間学部
雑誌
和光大学現代人間学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Human Studies (ISSN:18827292)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.7-26, 2015-03-13

近代以降の日本社会は「女同士の親密な関係」「女を愛する女」に対してどのような意味を与えてきたのだろうか。「女性同性愛」言説の変容をたどる研究成果を「性欲」の視点から整理することが本論文の目的である。ここで「性欲」の視点とは、大正期に定着してから現在まで様々な仕方で構築されてきた「性欲」という領域が、女性同性愛に関する言説をどのように枠づけてきたのか、反対に、女性同性愛に関する言説が「性欲」をどのように枠づけてきたのか、という視点のことをいう。したがって、本論文が注目するのは、「性欲」が女同士の親密性をめぐる経験や理解の仕方に関わっていることを示し得ているような研究成果である。この「性欲」の視点を軸にして、「女性同性愛」言説をめぐる歴史研究の現在における到達点と今後の課題を明らかにしたい。

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https://t.co/vQTKOUTOJ3 こちらのpdfでカストリ誌に「エス」「女同士」のポルノがあったようなので試しに適当にカストリ誌を2冊…そうそうアタリはひけないわな. ただ1カット,1写真 ほんのちょっとカスッたか… https://t.co/Ki1CMr1S92
この論文かと思ったけど違った でも、RTした呟きの出典もとはたぶん杉浦さんの論文なのではないだろうか https://t.co/4zLD7NXshp https://t.co/M5aseLtoLj

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