著者
高坂 康雅
出版者
和光大学現代人間学部
雑誌
和光大学現代人間学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Human Studies (ISSN:18827292)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.123-136, 2015-03-13

本研究の目的は、少女向けコミック誌および女性向けコミック誌における恋愛行動・性行動の描写数をもとに、それぞれの特徴を比較し、また、前後の文脈をもとにキス場面の内容分析を行い、少女向けコミック誌および女性向けコミック誌における恋愛像、あるいは男性像と女性像の描かれ方を明らかにすることである。それぞれの恋愛行動・性行動の描写数から、少女向けコミック誌は恋愛関係が構築されるまでを描く傾向にあるが、女性向けコミック誌は関係構築以降の口論や別れまで描いている、告白や別れの場面では男性が主導権をもっている、などの特徴が見出された。また、キス場面の内容分析から、恋愛関係・夫婦関係以外でのキスも半数程度描かれており、男性が一方的に女性にキスをする場面が多数みられることも確認された。今後は、読者である子どもや青年が描写されている恋愛行動・性行動をどのように受け止め、感じとっているかを明らかにする必要があることが示唆された。

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この論文によると、少女向けコミック誌の告白の方向性は男性>女性だが、女性向けコミック誌では男性=女性。女性向けコミック誌になると告白が同じくらいというのは意外。告白という重要な場面だからこそヒロインの勇気や能動性を描きたいのかもし… https://t.co/F7T6jI86F9
この論文ではなかったんだよなー。むむむ。https://t.co/ct300Obwz8
少女向け/女性向けコミック誌における恋愛行動・性行動の描写数と内容の検討 〜PDFあり 和光大学の独自リポジトリから。息抜きに。いまだに男性からのアプローチが優位を占めているってのは少女マンガでは変わらないのね。分かり易い内容 https://t.co/nblVugZKWw

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