著者
有村 達之
出版者
九州ルーテル学院大学
雑誌
応用障害心理学研究
巻号頁・発行日
no.13, pp.1-9, 2014-03-31

ヨーガを用いた心理療法および認知行動療法について, どのようなものがあるのか, また, その有効性と安全性, 経済性について文献検索を行った。PubMedおよびPsycINFOを用いて, ヨーガを用いた心理療法について文献を探索した。ヨーガを用いた心理療法については6種類が見いだされた。ヨーガを用いた認知行動療法については見いだすことができなかった。そのうちRCTを含む介入研究などで有効性がよく検討されていたのはマインドフルネスストレス低減法(MBSR)のみであった。また, 免疫学的効果や発達障害への効果を示唆する研究も存在した。安全性については, ヨーガと免疫学的異常との関連性を示唆する研究が1 件見いだされた。経済性については関連する研究は見いだせなかった。ヨーガを取り入れた心理療法は, 慢性疼痛やがんに伴う抑うつや不安に対しての効果があることが示唆されたが, 全般的に, 有効性, 安全性, 経済性のエビデンスは非常に不足しており, それらを検証する研究の必要性が論じられた。

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