著者
菊地 達夫
出版者
北翔大学
雑誌
北翔大学北方圏学術情報センター年報 = Bulletin of the Northern Regions Academic Information Center, Hokusho University (ISSN:21853096)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.7-14, 2014

本研究では,高校地理歴史科における地歴融合の地域調査の学習課題に着目し,アイヌ語系地名を手がかりに,時間軸と空間軸の広がりについて,推測できる教材開発を行うものである。具体的には,歴史学や地理学の研究成果を活かし,アイヌ語系地名の南限として,宮城県仙台市内の案内(アンナイ)地区を特定した。その結果,地域調査の学習課題として,以下の点を到達目標とする学習指導案を開発した。それは,アイヌ隆盛期以前にも,アイヌ語を話す人々が定住していた可能性に気付くことができること(日本史分野)。北海道(樺太・千島列島)以南である東北地方(南東北)にも,アイヌ語を話す人々が定住していた可能性に気付くことができること(地理分野),である。

言及状況

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

@sumida__tokyo @aizawaseishisai @rosswise アイヌ語系地名の南限と地歴教材開発の可能性-内なる国際化をめざす異文化理解としてのアイヌ文化圏の調査を中心として- https://t.co/FPnXOOj8rb 「具体的な地理的位置(境界)には,議論の余地がある。ただ,本稿では,その可能性が最も高い宮城県仙台市付近(ナイ地名)を暫定の南限と解釈したい」
ある意味“ストイック”な論だし一定の説得力あると思う しかし、この分野は未だに研究途上であり曖昧な部分は残ります その曖昧な部分を「可能性」として広く受け止めるのか「確実性」として狭く見るか そこについてもう少し議論が必要かもしれません https://t.co/eZpomF8f0i https://t.co/cpHm2Rd2bV

収集済み URL リスト