著者
宮武 慶之
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 = NIHON KENKYŪ (ISSN:24343110)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.37-62, 2019-10-10

江戸時代後期に茶の湯道具の収集で著名な松江藩七代藩主松平治郷(不昧/一七五一~一八一八)の元には多くの道具商が集った。この道具商のうちの一人に本屋惣吉(了我/一七五三生)がいる。本屋惣吉については、従来、元は貸本屋であり、冬木家の道具流出に関与し、それらの道具を不昧に売却したことが知られる。また天保年間に成立した『江戸名物詩(初編)』では江戸新右衛門町角の道具商である本惣を紹介しており当時、成功したことがわかる。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

PDFあり。 ⇒宮武慶之 「江戸の道具商・本惣 : 了我、了芸の活動に注目して」 『日本研究』第59集 (2019/10) https://t.co/UT5vfbKkpW

収集済み URL リスト