著者
初宿 成彦
雑誌
大阪市立自然史博物館研究報告 = Bulletin of the Osaka Museum of Natural History (ISSN:00786675)
巻号頁・発行日
vol.75, pp.53-77, 2021-03-31

外来甲虫3種の分布について,主にインターネットを用いた市民調査として行なった.ムネア カオオクロテントウ(テントウムシ科)は2014年から2020年まで東京および大阪周辺で分布を徐々に 拡大させていく様相を緻密に記録できた.3大都市圏におけるユーカリハムシ(ハムシ科)の,近畿 周辺でのヨツモンカメノコハムシ(ハムシ科)の,それぞれ分布の現況を記録し,これらがまだ到達 していない地域についても,注目すべき寄主植物の位置について記述し,将来的に分布拡大速度を計 算できるようにした.インターネット時代において市民調査を行なう際の留意点にも言及した.

言及状況

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去年のツイートがリツイートされてるみたいですが、ヨツモンカメノコハムシについては2020年分までのまとめが終わってます。PDFは下記。 https://t.co/x4I69HIWk9 いずれの種も2021年以降の動向を追うのは中止しています。 #外来生物展 も去年、いま2021年夏は #アインシュタイン展 が好評開催中。
【新刊紹介】 大阪市立自然史博物館・外来生物調査プロジェクト(Project A)によるムネアカオオクロテントウ・ユーカリハムシ・ヨツモンカメノコハムシの市民調査報告 大阪市立自然史博物館研究報告(75): 53-77. ↓DLはこちらから https://t.co/x4I69HIWk9 多くの方のご協力に御礼申し上げます。 https://t.co/LosXRovxev

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