著者
櫻井 準也
出版者
尚美学園大学総合政策学部
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 = Bulletin of policy and management, Shobi University (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.99-113, 2017-09-30

現代のポピュラー・カルチャー(大衆文化)の一つであるわが国の漫画には、多くの作品に考古学者が登場する。その作品数は1990年代になるとさらに増加し、そのジャンルも多岐にわたる。また、数多くの遺跡や考古学者が登場する長期連載の青年漫画が出現すること、考古学者が登場する少女漫画が増加することも1990年代の特徴である。さらに、この時期の考古学者キャラクターには従来のようなサファリ・ルックの中年男性も存在するが、実際の考古学者イメージに近いキャラクターも多くみられる。この傾向は1980年代後半からの傾向を踏襲するものであるが、その背景として発掘現場などの詳細な調査に基づく作品制作、人物表現の精緻化、さらにはわが国において考古学者が認知されてきたことが考えられる。

言及状況

Twitter (3 users, 3 posts, 2 favorites)

CiNiiあさってたらまじめにMasterキートン紹介している研究ノート見つけた >現在の30代から40代の考古学研究者にファンの多い作品 考古学者もやっぱりキートン好きなんだ 櫻井準也(2017)「日本の漫画作品に描かれた考古学者(3)」 https://t.co/IGjVOlcd4a
日本の漫画作品に描かれた考古学者( 3 ) : 1990年代 https://t.co/a86ei1NdEP
結構丁寧に追いかけているみたい。なんか、民俗学よりは認知されているな。考古学はhttps://t.co/hKZTmTPIcu

収集済み URL リスト