著者
中尾 有岐
出版者
国際交流基金
雑誌
国際交流基金日本語教育紀要 = The Japan Foundation Japanese-Language Education Bulletin (ISSN:13495658)
巻号頁・発行日
no.15, pp.7-22, 2019-03

グローバル時代の社会では、多様な人々が英知を出し合い、新たな知を共に創ることを目的とした「共創型対話」が重要な役割を果たすと考えられる(多田 2016)。本稿では、共通言語が初級で多国籍の学習者集団において「共創型対話」は生まれたのかを、「にほんご人フォーラム2017生徒プログラム」の実践から検証する。実践デザインは、日本の学校教育の実践から得られた共創型対話を引き出すための教師の手立てと日本語教育の実践から得られた多国籍集団における困難点を踏まえて行った。その結果、最終課題を考える対話のプロセスから「共創型対話」が観察され、具体的な対話からは、共創型対話の姿勢や態度が観察された。また、ふり返りの記述から、言語能力が初級の生徒も共創型対話に貢献したという意識を持ったり、自己成長を感じたりしていることがわかった。引率スタッフや各国の教師のアンケートからも生徒の成長が示されていた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

中尾 有岐「共通言語が初級の多国籍集団の間に共創型対話は生まれたのか -東南アジア5か国と日本人高校生によるプロジェクトワークの実践から-」 https://t.co/AHD8h28fvh #論文

収集済み URL リスト