著者
河村 壮一郎
出版者
鳥取看護大学・鳥取短期大学
雑誌
鳥取看護大学・鳥取短期大学研究紀要 = MEMOIRS OF TOTTORI COLLEGE OF NURSING AND TOTTORI COLLEGE (ISSN:21898332)
巻号頁・発行日
no.76, pp.9-17, 2018-01-12

青年期における自己肯定意識の形成は教育における重要な課題であり,その向上には多様な要因が関わっていると考えられる.本論では自己のパーソナリティの諸要因に対する意識度が自己肯定意識の高さと関連しているとの仮説を立て,ビッグファイブ尺度に基づいて調査を行った.相関分析の結果,自己肯定意識の高さは情緒不安定性に関する意識度と負の関係,外向性に関する意識度と正の関係があることが示された.この結果は自己肯定感が自己の肯定的あるいは否定的な側面への意識によって影響されるという仮説からの予測と一致していた.

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自己肯定感とパーソナリティの関係についての論文。 「やっぱり外向性との相関が高いよね」という内容。 河村 壮一郎 「自己肯定感と自己のパーソナリティに対する意識との関係について」(鳥取看護大学・鳥取短期大学研究紀要、2018年) https://t.co/hrKbpv23r3 https://t.co/uSdpHjXvVu

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