著者
三俣 延子 Nobuko Mitsumata
出版者
同志社大學經濟學會
雑誌
經濟學論叢 = Keizaigaku-Ronso (The Doshisha University economic review) (ISSN:03873021)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.259-282, 2008-09-20

主として編纂物に所収される歴史資料を分析することにより、近世京都における屎尿肥料取引の実態を解明し、エントロピー論や物質循環論にもとづいて考察する。分析の結果、都市から近郊農村への屎尿肥料の供給は主として金銭を介しての売買によるものであったことが判明する。これを「屎尿経済」と定義するとともに、この金銭を介した経済活動が増大したエントロピーの処分を行いながら物質循環を活発化させる経済循環として機能し、持続可能な社会の実現に大きな役割を果したことを述べる。

言及状況

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三俣 延子 (2008) 都市と農村がはぐくむ物質循環 : 近世京都における金銭的屎尿取引の事例 https://t.co/jJDltj5qeb ; (2009) 屎尿経済の日英比較 : 物質循環論からの考察 https://t.co/iFVzqOFpp6 ; (2010) 産業革命期イングランドにおけるナイトソイルの環境経済史 https://t.co/RSEqQiSqCb

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