著者
髙橋 広行 金谷 勉 高橋 広行 Hiroyuki Takahashi Tsutomu Kanaya
出版者
同志社大学商学会
雑誌
同志社商学 = Doshisha Shogaku (The Doshisha Business Review) (ISSN:03872858)
巻号頁・発行日
vol.72, no.1, pp.27-47, 2020-07-15

本稿は,衰退傾向にある我が国の地場産業や伝統的工芸品産業の活性化を検討するものである。その活性化のひとつの方法として検討したのが,地域の資源や既存技術を活用し,現在の消費者のライフスタイルに沿った,デザイン性の高い商品を開発していくことである。その目的を明らかにするために,まず,地場産業や伝統的工芸品産業が置かれている状況,および,クリエイティブやデザイン事業を得意とするセメントプロデュースデザインが取り組んできた「みんなの地域産業協力活動」の活動事例を説明した。その後,実際に地域との協業を通じて開発されてきた商品群の中で,より高い成果(販売実績)を産み出すための要件を明らかにするために,複数の要因の相互作用による組み合わせパターンを探る「fsQCA」(fuzzy set qualitative comparative analysis)によるデータ分析を行った。分析の結果,2つの組み合わせパターンが抽出された。主な組み合わせとしては,「熱意」と「企画提案の程度」,そこに「技術力(設備)」が組み合わされる場合,高い販売実績につながることが明らかになった。

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同志社大学商学会紀要論文  『同志社商学 第72巻』 髙橋広行・金谷勉 『同志社商学』 「地場産業・伝統的工芸品産業のマーケティング : fsQCAを用いた分析を通じて」 同志社大学商学会 2020/07/15 https://t.co/lXSKAcC2o7
同志社大学の先生と日本各地で協業してきた商品や産地や工場を再調査。どういった要素が開発していく上で必要になるのか。売上や熱意、企画や産地の知名度など多視点から検証してみました。ウチの取り組み商材だけですので完璧とは言えませんが参考になればと思います。 https://t.co/C2ZN5ojQNU https://t.co/7KxptIoILB
あとで読む 地場産業・伝統的工芸品産業のマーケティング https://t.co/7KVwU3iZPS

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