著者
瀧上 凱令
出版者
学校法人 甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.1-7, 2013-03-25 (Released:2020-02-22)
参考文献数
6

Abstract The home advantage has been popular phenomenon in sport. However, very little systematic research has been carried out in Japan. The purpose of the present paper is to provide an empirical evidence of the home advantage in the Nippon Professional Baseball (NPB). The results revealed that home winning percentage in the NPB was 55.3%. There were no differences in degree of home advantage between the NPB and the Major League Baseball (MLB). We discussed four factors thought to be responsible for home advantage.
著者
保田 洋 木村 弘子 中野 久美子 堀田 浩之 永藤 清子
出版者
学校法人 甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.37-42, 2023-03-15 (Released:2023-04-17)

近年、推し進められている高等教育改革において、学習成果の可視化は重要なキーワードであり、そしてその可視化が多くの高等教育機関において精力的に取り組まれている。しかし、多くの大学で実施されている方法は、ディプロマ・ポリシーに対応するような評価であるとは言い難い。甲子園短期大学ではディプロマ・ポリシーの内容に基づき、卒業までに学生が身につける能力を抽出し、その能力をカリキュラムマップと対応させた学習成果システムを構築した。その概要を報告する。
著者
西 良祐
出版者
甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.207-213, 1991-10-01
著者
土橋 豊 田中 祥子
出版者
甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.21-29, 2012

<p><b>Abstract </b> In order to understand the growth and flowering, morphological characteristics and nectar - sucking behavior of wild Apis cerana japonica, eight taxa of Echium plants representing species of Macaronesia and Europe, cultivar and hybrid were investigated. E. candicans, E. hybrid (E.wildpretii × E.pininana), E.pininana, E.pininana ʻSnow Towerʼ, E.plantagineum, E.russicum, E.vulgare ʻPink Bedderʼ and E.wildpretii were used as plants materials. The plant height of simple-stemmed biennials, E. hybrid, E.pininana, E.pininana ʻSnow Towerʼ and E.wildpretii were about or over 200 cm. All individuals of E.candicans, E.pininana ʻSnow Towerʼ, E.plantagineum and E.vulgare ʻPink Bedderʼ flowered until the end of April. These were large tendency of the corolla and mericarp in E.plantagineum and E.vulgare ʻPink Bedderʼ which are annual or biennial of European origin. We found that the nectar - sucking behavior of Apis cerana japonica was significantly more frequent in E.wildpretii,E. hybrid and E.pininanaʻSnow Towerʼthan in other five Echium Plant(P<0.01).E. hybrid which has ornamental value may be promising in beekeeping as a honey source plant for Apis cerana japonica..</p>
著者
木本 好信
出版者
甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.77-86, 2007-03-20
著者
末田 啓二
出版者
学校法人 甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.15-21, 2021-03-15 (Released:2021-05-29)
参考文献数
19

人口の高齢化が加速度的に進む中で、高齢者の在宅介護に関する取り組みはわが国においては喫緊の社会的課題である。 本稿では高齢者介護の現状を概観し、家族介護に伴う心理的ストレスの背景に触れ、これまで提起されてきたストレスへの対応モデルを紹介し、ストレス軽減効果の研究を通して、介護ストレスが介護うつなど介護者の心身の不調や病気をもたらすだけでなく、時には介護者の生きがいやレジリエンスを強化したり、心理的安定へと向かう効果を持つ側面も存在することを指摘した。 介護ストレスの軽減効果はストレスのpositiveな側面を強調した介入によって、効果はより高まることが示唆された。
著者
近澤 優子 上田 智佳 森井 裕史 永藤 清子
出版者
学校法人 甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.23-36, 2023-03-15 (Released:2023-04-17)
参考文献数
11

本研究では、「学習成果の可視化に向けたアセスメントプラン」に基づき、学生の入学から卒業3 年後までの間接評価の策定を行った。また、策定された間接評価をもとに学生調査を実施し、学習成果の現状の把握と教育改善の可能性について検討を行った。本研究では、令和4(2022)年5 月と7 月に実施した入学時調査と学生調査の結果について報告する。
著者
堀内 泉 髙野 惠子
出版者
学校法人 甲子園短期大学
雑誌
甲子園短期大学紀要 (ISSN:0912506X)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.31-37, 2021-03-15 (Released:2021-05-29)
参考文献数
35

本研究は、高齢者介護に従事する介護職員の感覚処理感受性、介護観、燃え尽き症候群、および離職意向の関連を明らかにすることを目的とした。国内の高齢者福祉の分野で働く介護職員(200名)を対象に調査を実施した。 その結果、相関分析において感覚処理感度と燃え尽き症候群の間には、有意な正の相関がみられた。パス解析では、感覚処理感受性が、バーンアウトを介して離職意向に影響を与える間接効果が有意となった。本研究の意義は、感覚処理感受性の離職意向に影響を及ぼすメカニズムを明らかにした点にある。介護観は、いずれも有意な結果が得られなかったが、今後は、ポジティブな要因と離職意向との関連など、さらなる研究が必要である。