●アップルコンピュータ(TEL 03−5940−2530,http://www.apple.co.jp/)●13万8000円●1999年12月下旬アドテックの「AD−DVT15X」出荷で,アップルコンピュータの「Apple Studio Display」のコンペティターが現れた。従来の液晶ディスプレイがアナログと呼ばれることに対して,両者はデジタル情報を直接受け取って画面に表示するデジタル液晶ディスプレイに分類される。
▲新世代インタフェース・シリーズ最終回の今回は,iMac以降大ブレークの感があるUSB(Universal Serial Bus)について解説する。▲USBは元々,米Intel社が開発したシリアル・バス技術を基に,いくつかのメーカーが集まって規格化したもの。当初はPC互換機向けの汎用シリアル・インタフェースとして,1996年2月に最初の仕様が登場した。
▲今月から数回にわたって,Mac OS X(テン)について技術的な解説を試みる。まだ正式版が未発売のOSだから,この時期のこうした連載には多少の無理がある感は拭えない。正直言って筆者にも不安はあるが,プログラマーの視点から見た解説記事も一興ではないかと思う。▲Mac OS Xは2つの異なるOSを統合したマックの次世代OSだ。1つは言うまでもなくMac OS。
▲パソコン技術という観点から見ると,1998年のiMac登場はいわゆるレガシー・インタフェースを一気に切り捨てた点が衝撃的だった。iMacは外部機器用のインターフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)しか持たず,これ以外はEthernet,モデム,IrDA(後のバージョンでは廃止された)といった通信ポートだけ。
▲今回はFireWire(IEEE1394)について解説する。FireWireを搭載した最初のマックは1999年1月に発表された青白きょう体の「Power Macintosh G3」である。その後,10月に登場した「iMac DV」シリーズでも採用され,新しい「PowerBook」で初めてノート・パソコンに搭載された。
Mac OS X製品版のリリースは2001年1月──WWDC 2000冒頭の基調講演で米Apple Computer社CEO,Steve Jobs氏は,今夏に登場予定だった期待の新OSの発売延期を明らかにした。ただし,ただの延期ではない。夏にはApple初の公開ベータ版を一般ユーザーに提供し,フィードバックを反映して製品の完成度を高める計画だ。