出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.14, pp.48-51, 2009-09

2009年6月に出そろった完成車メーカーの2008年度決算。いずれも大きく売り上げを落とし、トヨタ自動車をはじめ、日産自動車、マツダなど7社が赤字となった。リーマンショックに端を発する世界同時不況は、自動車産業全体に大きく影響を及ぼし、部品メーカーの売り上げも大幅に減った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.7, pp.140-143, 2008-07

国内の上級セダンの市場は年間約3万台規模といわれている。ドイツDaimler社の「Eクラス」や同BMW社の「5シリーズ」など競合車がひしめく中で、英Jaguar社でも「Sタイプ」をそのクラスにラインアップしていた。 1999年の国内発売開始時は年間1000台程度売れていたSタイプだが、2007年はその半分以下に減少。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.12, pp.115-120, 2009-05

三菱自動車の「ランサーエボリューションX」が採用した「S-AWC(Super-All Wheel Control)」。前後左右輪の駆動トルクを自在に制御し、「意のままのハンドリング」と「圧倒的なスタビリティ」を実現することを狙って開発した最新の4輪駆動システムだ。しかし開発の過程では、主要メンバー11人のうち7人が退社してしまうという試練に見舞われた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.8, pp.132-135, 2008-09

今でこそ日産自動車の「GT-R」や三菱自動車の「ランサーエボリューションX」でも使われるようになったDCTだが、いち早く2003年にその技術を採用したVW社は、第2世代のDCTともいえる乾式クラッチを採用した新しい7速DSG(VW社のDCT名称)「DQ200」を登場させた。 日本では2008年6月から「ゴルフ」の最廉価モデル「TSIトレンドライン」に排気量1.4Lの直噴ターボエンジンと組み合わせ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.2, pp.142-145, 2007-09
被引用文献数
1

マツダが2007年7月に発売した新型デミオは3代目でコンセプトをガラリと変えた。室内や荷室の容量を重視したファミリー向けの「スペースワゴン」タイプから、独身女性をメインターゲットにした「パーソナル・コミューター」に変貌したのである(図1)。大胆な変身の陰には、日欧で大きく変化する市場への対応があった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.31, pp.40-42, 2012-07

ほとんどマジックのように見える体制とスピード感で新興国に攻め入るのがサスペンション部品メーカーのヨロズだ(図1)。同社は2010年4月に中国で2拠点目の工場を造ると発表し、2011年10月に稼働させた。そして同年12月にインドに進出。2013年内にはインドネシア、2014年までにタイとメキシコに新しい工場を造る計画だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.17, pp.117-120, 2010-03

日産自動車は2009年8月2日、2010年度の後半に日米欧で発売を予定する新型電気自動車(EV)「リーフ」を、横浜グローバル本社のオープニングセレモニーで発表した。2009年11月5日には、発売へ向けて先行予約希望者の登録を開始している。 すでに2009年夏、富士重工業と三菱自動車工業が相次いで既存の軽自動車を基にしたEVの法人向け販売を始めている。