著者
地域活性学会 [編]
出版者
地域活性学会
巻号頁・発行日
2010
著者
髙野俊英
出版者
地域活性学会
雑誌
地域活性研究 (ISSN:21850623)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.21-30, 2023-03-31 (Released:2023-06-16)

本研究は、茨城県内市町村の住民参加・協働による地域の防災活動において、東日本大震災後の地震・津波対策や地球温暖化による豪雨等の災害対策とコロナ禍前から現在のコロナ禍での防災活動について同県の市町村の防災担当部署へのアンケート調査により、その課題等を探り地域の安全や活性化に貢献する防災活動について考察した。
著者
岩永 洋平
出版者
地域活性学会
雑誌
地域活性研究 = Journal of the Japan Association of Regional Development and Vitalization\n (ISSN:21850623)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.15-24, 2020-03-31

旅行者の観光経験とその後の行動が、リピート意向にどう影響するか。観光が地域愛着、地域コミットメントを喚起して関係人口を形成するか。国内旅行者、約2万人の調査によって検証した。国内人口はシュリンクする上、インバウンドの流入も無限ではない。また地方人口の減少のなか、地域への愛着を持って支える「関係人口」の形成が求められている。調査データに共分散構造分析を適用したところ観光経験から直接というより、地域コミットメントを介して再訪意向が起きていた。その地域コミットメントは訪問時のリレーション経験や旅行後の情報受発信、産品の消費で喚起されていた。旅先のもてなしにより地域愛着が高まり、ボランティア実践や移住検討に至ったサンプルも現れた。リピート促進のためには現地でのリレーション経験の提供と、旅行後のアプローチで地域コミットメントを高める必要があるとの示唆を得た。
著者
小林 重人 山田 広明
出版者
地域活性学会
雑誌
地域活性研究 (ISSN:21850623)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.1-10, 2015-03

本稿の目的は、非常設型カフェの利用者の地域愛着を高めることで、利用者の地域に対する協力意向を形成する過程が効果的に機能するカフェの経験と利用者の属性を明らかにすることである。そのため、非常設型カフェの利用者に対してアンケート調査を実施した。分析結果から、地域外に居住する利用者の協力意向の形成には、地域の魅力となるメニューの提供と知らない他者とのコミュニケーションが寄与することを示した。また、これらの二要素に対する肯定的評価と地域愛着には有意な相関があることを示した。以上の結果から、地域愛着が中立である利用者の協力意向の形成には、カフェにおいて二要素を経験させることが効果的であると結論付ける。
著者
小林 重人 山田 広明
出版者
地域活性学会
雑誌
地域活性研究 (ISSN:21850623)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.1-10, 2015

本稿の目的は、非常設型カフェの利用者の地域愛着を高めることで、利用者の地域に対する協力意向を形成する過程が効果的に機能するカフェの経験と利用者の属性を明らかにすることである。そのため、非常設型カフェの利用者に対してアンケート調査を実施した。分析結果から、地域外に居住する利用者の協力意向の形成には、地域の魅力となるメニューの提供と知らない他者とのコミュニケーションが寄与することを示した。また、これらの二要素に対する肯定的評価と地域愛着には有意な相関があることを示した。以上の結果から、地域愛着が中立である利用者の協力意向の形成には、カフェにおいて二要素を経験させることが効果的であると結論付ける。