著者
長友 信人
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.6, pp.178-182, 1962-06-01 (Released:2009-12-24)

大型ブースターロケットによる人工衛星の打上げと,原子力発電装置の開発は,惑星間飛行への道を開き,新しいロケットエンジンとして電気推進系の実現を可能にした.電気推進系のエンジンには種々のものが考案されたが,なかでもプラズマロケットは一般性と将来性を持つものである.この論文では,マイクロ波を電力源としてプラズマを加速するエンジンについて理論解析を行ない,ロケットとして用いる可能性を示した.目下簡単なモデルによる実験を行なっている.

言及状況

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@kin_mokusei 私の指導教官の故・長友先生が、日本でも初期に糸川研で電気推進を手掛けていたと聞きました。詳しくはしらなかったので検索してみたら、イオンエンジンの近縁の「プラズマロケット」でした http://jairo.nii.ac.jp/0021/00018342

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