著者
坂本 信雄 Sakamoto Nobuo
出版者
京都学園大学経営学部学会
雑誌
京都学園大学経営学部論集 (ISSN:0916734X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.15-26,折り込2P, 2014-03-01
著者
乳原孝
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園大学経営学部論集 (ISSN:0916734X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.1-30, 2012-03

近世以降に多数設立されるワークハウスという施設は,イギリスの貧民政策にとって極めて重要な制度であった。だが,そうした施設の活動実態等についての具体的研究は,これまであまり試みられてこなかったと言える。本稿では,ロンドンのセント・アンドルー・アンダーシャフト教区のワークハウスに関して,その『委員会議事録』を史料として,設立当初の活動と1834年の救貧法改正後の動きについての個別研究を試みている。特に,ワークハウスの設立目的とされる院外救済の制限が実際に実現されていたかどうかに着目して,設立当初と100年後の状況を比較検証している。
著者
安達 房子 京都学園大学経営学部
出版者
京都学園大学経営学部学会
雑誌
京都学園大学経営学部論集 (ISSN:0916734X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.49-70, 2010-10

情報通信技術を利用した.場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を、テレワークという。テレワークのいくつかの実施場所の中でも、自宅は仕事と家庭生活の調和等を実現する可能性が高く、導入する企業が増えつつある。しかし問題点も多く、それほど普及していないのが現状である。そこで本稿では、自宅で働くテレワークを在宅勤務と在宅ワークに分け、それぞれについて問題点を探り、問題点に対処するための条件について考察した。
著者
新長 章典
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園大学経営学部論集 (ISSN:0916734X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.1-15, 2006-03-20
被引用文献数
4

近年,非接触型ICカードが急速な普及の兆しをみせ,教育現場での有効利用についても議論されている。また,多機能型携帯電話が普及し,大学生は携帯電話による電子メールからWeb閲覧,Javaアプリケーション,そして非接触型ICカード機能まで搭載されるようになっている。しかし,非接触ICカードと携帯電話の非接触ICチップを併用したシステムを用いての教育実践についてはこれからである。そこで,本研究では,非接触ICカード機能を利用した大学授業の活性化を目的とした授業支援システムを構想し,実践利用に向けた機能の評価と課題を考察した。