著者
須田 高史 黒岩 広樹 狩野 幹大 新井 宏章 福島 祥夫
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.607-608, 2016-03-01 (Released:2016-09-02)

溶融物堆積法3Dプリンタにおける積層状態のサーモグラフィカメラによる観察を行った。サーモグラフィカメラを用いて積層中の堆積物の温度を計測した。温度計測の結果と積層状態とを比較することにより、積層条件の設定に活用できるかどうかを検討した。
著者
南部 雄一 寺本 大輝 佐々木 健 保坂 寛
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.127-128, 2016-03-01 (Released:2016-09-02)

自転車の姿勢の安定化に対し、ジャイロ機構を用いることで遠心力や反作用を用いた制御方法よりも少ないエネルギで制御を行うことができる.これまで理論計算とシミュレーションで検証を行ってきたが,本研究では車輪の付いていない実機サイズの実験機を用いて,ジャイロアクチュエータにより自転車が停止状態で直立可能であることを検証する.
著者
呉 魏 青山 栄一 廣垣 俊樹 池ヶ谷 守彦 越前谷 孝嗣 曽田 浩義
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.331-332, 2016-03-01 (Released:2016-09-02)

噴流を利用した綿状のナノファイバーの新しい製造方法を検討した.さらにそのファイバーの医療・工業における応用方法についても検討した.
著者
久米 達哉 佐藤 政則 諏訪田 剛 古川 和朗 奥山 栄樹
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.49-50, 2016-03-01 (Released:2016-09-02)

我々は,形状基準を不要とすることから長尺対象物の高精度な形状評価に有効と考えられる,角度検出器を用いる形状評価法において,傾斜計では検出できない水平面内を含むあらゆる方位角が検出可能な,ジャイロを用いた方法について検討している.ここでは,角度検出方向と直交方向に回転するジャイロから得られる角度信号をもとに,地球自転軸を基準としてジャイロ回転軸の方位角を求める方法について,検討を行った.
著者
佐藤 隆太
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.473-474, 2016-03-01 (Released:2016-09-02)

同時2軸制御運動である円運動を行うと,各軸の運動方向が反転する象限切替え時に,摩擦の影響により象限突起と呼ばれる突起状の軌跡誤差が生じる.象限突起が発生することの事実は広く知られているが,その補正のためには現象を正しく理解することが重要である.ここでは,象限突起の発生メカニズムについて,摩擦特性と送り駆動系の外乱抑制特性との関係に基づいて説明するほか,象限突起の発生に影響を及ぼす因子について示す.