著者
木山 実 大島 久幸
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.37, pp.35-79, 2020

はじめに一 明治期から大正期にかけての学閥形成二 三井物産における慶應義塾卒業生おわりに特集 : 慶應義塾出身の経営者たち
著者
平野 隆
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.37, pp.81-113, 2020

一 はじめに : 対象と課題二 慶應義塾出身百貨店経営者の企業家活動三 なぜ創成期百貨店に慶應義塾出身者が多かったのか?四 おわりに特集 : 慶應義塾出身の経営者たち
著者
三科 仁伸
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.37, pp.159-186, 2020

はじめに一 高等教育機関と就職構造二 慶應義塾大学出身者の就職動向三 実業界における「学閥」おわりに特集 : 慶應義塾出身の経営者たち
著者
田中 温子
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.37, pp.187-226, 2020

はじめに一 兵役法下の徴兵関係書類二 陸海軍史料上の臨時徴兵検査三 大学関係資料上の臨時徴兵検査おわりに論説
著者
望月 雅士
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.35, pp.27-63, 2018

はじめに一 徴兵猶予をめぐる論議二 学生兵と帰還学生三 学問と軍隊四 学生たちへのメッセージおわりに特集 : 学徒出陣七五年
著者
真辺 将之
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.31, pp.73-108, 2014

はじめに一 「学問の独立」の二律背反二 学生の学力問題としての接続問題三 邦語教育と英語教育四 学生の質確保にむけて五 独自性・多様性の確保としての「総合大学化」おわりに特集 : 近代日本の中等教育論説
著者
都倉 武之
出版者
慶應義塾福澤研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.22, pp.341-354, 2005

福沢諭吉関係新資料紹介外務省外交史料館所蔵「韓国皇族義和宮及同国人李竣鋳等動静取調一件」と題する簿冊に、福沢諭吉書簡が二通収められている。そのうち一通は下書きも現存し、朝鮮国宮内府大臣宛書簡案文(一八九七〔明治三〇〕年五月二〇日付)として既に『福沢諭吉書簡集』第八巻に収められているが、もう一通は今回初めて紹介されるものである。これらの書簡は簿冊の表題にもある通り、朝鮮(九七年一〇月に大韓帝国と改称) の王族(同じく皇族と改称) 「義和宮」の動静に関するものである。「義和宮」という人物の略歴を示せば左の通りである。一八七七年三月生まれ。高宗国王の第五子で、側室張氏を母とし、名を李鋼という。九一年、義和君(日本では義和宮)に封じられ、一九〇〇年には義王(義親王)に昇封された。韓国併合後は、公族に列せられて「李燗公殿下」と称されたが、李太王が亡くなると、独立運動団体「大同団」の総裁に挙げられて密かに活動し、一九年一〇月上海臨時政府への参加を企てて満州安東で日本警察に拘束された(大同団事件)。三〇年六月には隠居させられ単に「李姻殿下」と呼ばれ、警察の監視下で生活したという。五五年八月、ソウルにおいて七十八歳で死去。生涯で十三男九女をもうけた。なお、上の兄が純宗として高宗の跡を継ぎ、子がなかったが、その後継者とされたのは李綱ではなく、弟の李根(英親王) であった。これは、青年期の素行に由来するとも宮中の勢力争いに由来するとも言われる。本稿では彼のことを「義和宮」と呼ぶこととしたい。福沢書簡は、二通とも九七年五月のものであるが、このとき義和宮は日本留学中であった。しかしそもそも同宮が日本に留学していた事実自体が欠落している歴史書も多く、複雑な政治状況の中で表舞台から追われていく義和宮の動向は、ほとんど明らかとなっていないのが現状である。福沢諭吉との関係も、十分な研究は行われていない。同宮が九五年一一月に来日した時、福沢は、時あたかも李朝政府との契約によって朝鮮人留学生を慶應義塾に多数受け入れていた。そのことが接点となって、同宮の世話にも手を貸すこととなり、のちには国王より同宮の監督を委託されることとなったものと思われ、それは同宮が米国に留学する九七年五月まで続いた。したがって、両者の関係を明らかにすることは、福沢の晩年における朝鮮問題への関与を明らかにする上で、重要な意味を持つものなのである。本稿は、義和宮の来日から米国留学に至る動きを可能な限り明らかにし、それらと福沢の関係について若干の考察を加えるものである。
著者
蔭木 達也
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.36, pp.283-309, 2019

はじめに一 福沢諭吉の「女性」概念二 福沢と同時代の「女性」概念おわりに研究ノート
著者
柄越 祥子
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.36, pp.311-336, 2019

一 はじめに二 私立学校の青森県再疎開三 青森県での疎開生活四 まとめ研究ノート

1 0 0 0 IR 編集後記

出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.36, 2019
著者
諸橋 英一
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.36, pp.253-281, 2019

はじめに一 イギリスの戦時経済政策への評価二 自由経済か自給経済か三 日本の針路と支那おわりに論説
著者
霍 耀林
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.36, pp.215-251, 2019

はじめに一 漢口・兗州・南京事件に関する日中両国の折衝二 対支同志連合会とその行動三 辛亥革命後日本の対華政策おわりに論説