著者
青木 直史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.485, pp.57-60, 2015-02-24

リアリティのある仮想世界を作り出すには,その前提として,人間がどのようなものにリアリティを感じるのか理解することが重要である.本稿では,食をキーワードとして取り上げ,食からリアリティの本質について考察したい.
著者
下平 美文
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.192, pp.1-7, 2011-08-26

色域が現在の標準規格を越える撮像および表示機器が多数研究開発されている.従って,これら規格内で検討されて来た画質の考え方を,規格を越えるものにそのまま適用出来ない状態がある.そこで本稿では,概ね視覚の色域からHDTV色域程度まで色域を変えて画像を表示した場合に,それらの画質につい主観評価実験を行った.その結果,視覚色域の画像の画質と比較して許容される画質が得られる色域は概ねHDTV程度であった.しかし,画質の違いは認識されているので,測色的な色再現が求められる用途には,物体色の色域程度以上の広い色域が必要である.これらの知見は今後の画像機器の持つべき特性について示唆を与える.
著者
新川 達矢 岩楯 麻由 松山 恵理 山田 光穗
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.40, pp.19-22, 2012-05-11
被引用文献数
1

書籍の電子化が急速に始まっている。それにも関わらず、今のところ、それほど普及しているとは言えない。電子書籍はスワイプ、フリック、スクロールなど多彩な指の動きを駆使して読書することができる。人が電子書籍に対して抱いている要望や課題をアンケートで調査するとともに、電子書籍を眼球運動や頭部運動、手、指の動きを巧みに使ってどのように読んでいるのかについて調査した.
著者
鈴木 拓 中口 俊哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.316, pp.25-28, 2012-11-16

プロジェクター・カメラシステムによる拡張現実感技術を用いた外科手術支援システムが注目されている.このシステムは患者の体表に直接映像を投影することで,低侵襲手術の視覚的課題を克服している.しかし,投影面の材質による画質への影響はまだ検討されていない.そこで本研究では,人体体表に投影した画像の画質評価を行い,その結果について考察した.