著者
森山 徹 右田 正夫
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

ダンゴムシをT字路に連続して遭遇させると、左右交互に転向を続ける(交替性転向)。我々はT字路を搭載した2台の回転盤を操作し、個体を140回連続してT字路に遭遇させ、歩行軌跡を平面展開し、空間的パターンを得た。交替性転向の発現率が高い個体ではパターンは直線的だったが、片方への転向や引き返しを頻繁に生じた個体では、より複雑で平面的だった。これらのパターンの生成過程に意思決定の片鱗を探る試みを紹介する。

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当然kwi君の論文が被引用 “@almore: ステキ。 >>> 「被験体のオカダンゴムシ500 個体を自宅の庭で採集し,実験室内の飼育容器内で約3 か月間飼育した.」「実験終了後,すべての個体は生息地に返された.」 http://t.co/idN2btSZ1F”
ステキ。 >>> 「被験体のオカダンゴムシ500 個体を自宅の庭(長野県上田市)で採集し,実験室内の飼育容器内で約3 か月間飼育した.」「各個体は一度だけ使用された.実験終了後,すべての個体は生息地に返された.」 http://t.co/EQqXqHKK7z

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