著者
高木 駿 岩佐 宣明 品川 哲彦 青田 麻未
出版者
北九州市立大学
雑誌
学術変革領域研究(A)
巻号頁・発行日
2023-04-01

本研究では、「態度適合理論/分析」を、感情、自然・環境、生命、文化、ジェンダー、セクシャリティの観点から改良・使用することで、多元的で多様な現代社会に対応した尊厳概念を「社会的地位/身分」ではなく「絶対的価値」として正当化し、従来のモデルを克服する尊厳理解の新たなモデルを築くとともに、尊厳概念のより正確な定義を提案する。これにより、尊厳概念に多元化・多様化・拡張化を強く求める社会の要請に十分に応答可能な概念を「尊厳学」の確立の基盤として提供する。さらに、「生きるに値する/値し ない」の優生学的線引きとして機能することのない尊厳概念を練り上げ、その射程を人間以外のさまざまな存在者にまで拡張する。

言及状況

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女子大生が安全にトイレを使用すると言う尊厳を認めない学者が「尊厳を絶対的価値とする」と言う研究に国から二千万円近く支給されているなんておかしくないですか? https://t.co/KUTsvXxcDi https://t.co/zVKw84c9fw

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