著者
桝井 文人 宮越 勝美 伊藤 毅志 山本 雅人 松原 仁 柳 等 竹川 佳成 河村 隆
出版者
北見工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01 (Released:2015-04-16)

今年度は,戦術要素の収集と解析および戦術推論手法の開発,デリバリーロボットおよびスウィーピング動作測定技術の精緻化に取り組んだ.以下,各項目別に報告する.(1)戦術要素の収集と解析においては,新たに日本選手権,ユニバーシアード選手権での開催試合情報を追加して分析を行い,チームショット率と得点の関係,ポジション別ショット率と得点の関係についての知見を得た.(2)人間判断要素の収集と解析においては,試合中に発生し得るストーン配置画像を提示し,状況に対する選択ショットとその思考過程を調査する認知心理学実験を実施した.また,戦略書に基づきデジタルカーリングAIにおける序盤定石の構築を行った.(3)ストーン挙動要素の収集においては,昨年度に開発した移動型ストーンロボットを用いて赤外線画像処理に基づくストーン動作解析手法の有用性を検証する評価実験を実施した.その結果,複数のカメラを用いることで一定範囲内の誤差で移動するストーンの位置測定が可能であることがわかった.氷上実験については,キャリブレーション用シートを氷上に設置する際に氷上に影響を与え得るという課題が顕在化したため実験は見送った.(4)戦術推論手法の開発では,ストーンの配置状態を離散化した座標で表現し,あるショットによって生成される結果に関する評価値の期待値によりショット選択を行う人工知能アルゴリズムを提案し,デジタルカーリング上で実現した.(5)デリバリーロボットの開発では,ロボットについては,カーリングストーンの滑走時の荷重分布測定を行った.(6)スウィーピング計測装置の開発では,スウィーピング計測については,カーリング場での実証実験結果に基づき測定性能の精緻化を進めた.

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なるほど https://t.co/zmPdyBhJPm
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よくよく調べると「カーリングを科学する」という科研費基盤Bの研究成果なのか。さすが科研費。良い。https://t.co/zE0Gq3nTbE
北見工業大学・北大グループの科研による「カーリングを科学する」の研究成果も貢献したのでは? https://t.co/ZjiJ54HNbm #そだねージャパン
reading: KAKEN — 研究課題をさがす | カーリングを科学する~情報機械技術を統合した新たな戦術支援の試み (KAKENHI-PROJECT-15H02797) https://t.co/LU2dzdDceD

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