著者
望月 智之 関矢 一郎 二村 昭元 宗田 大
出版者
東京医科歯科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

肩腱板断裂の修復部に関節のふくろを裏打ちする組織から採取した細胞を投与することにより、治癒を早めることができるかの研究を行った。ラットを使用し、まず膝と肩のどちらから採取した細胞を比較し、膝からの細胞のほうがすぐれていることを証明した。ラットの両肩に腱板断裂を作成し、片側には膝からの細胞を投与した後に修復を行い、反対側の肩関節は何も投与せず修復のみを行った。修復後2週、4週、8週の時点で修復部位の評価を行うと、細胞を移植したほうがしっかりとした構造をつくっていた。また修復した部位を引っ張ってみると、修復後2週の時点では細胞を移植した方が強く固着されていた。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

https://t.co/X5dzjN3rSN 自分用にぺたた

収集済み URL リスト