著者
鳥養 祐二 田内 広 趙 慶利 庄司 美樹
出版者
茨城大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

トリチウム処理水の海洋放出処分における、安全確認と安心のために、トリチウム水を用いてヒト細胞の培養を行い、その影響を調べた。その結果、①海洋放出するトリチウム処理水濃度と比較して、非常に高濃度なトリチウム環境下でしか細胞死は起きないこと、②モンテカルロ法により、細胞核にトリチウムのβ線のエネルギーを付与するためには、トリチウムは細胞核内に存在する必要があること、を明らかにした。また、③魚の自由水に含まれるトリチウムの濃度を迅速に測定できる手法の開発を行い、トリチウム処理水の海洋放出処分時の迅速な安全確認が行えるようにした。本研究は、トリチウム処理水の処分に大きく貢献する研究成果である。

言及状況

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処理水放出 茨城大学が水産物の安全性確認のため自主検査開始|NHK茨城https://t.co/MFdgKezvkG 「安全性を確認して…」というのが引っかかる。鳥養祐二さんと言う先生、“海洋放出”に積極的役割を果たして来た田内広教授と一緒に研究されている方みたいですね。https://t.co/36nSO4Hvql
こういう研究も、どんどん進めていただきたいです。 https://t.co/5AhBG2aSL9 「リスク」という臭いものにふたをするのではなく、ふたを開けて正面から向き合い、むしろリスクを探求することが大切だと、私たちは一連の原発事故から学んだので。
https://t.co/qzvoWxtq5d 10000 Bq/Lの低濃度トリチウム水が与える影響を解明しようとされておられるのか

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