著者
中島 貴子 山崎 和久 齋藤 淳 森田 英利
出版者
東京歯科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

歯周病は動脈硬化性疾患、代謝性疾患、自己免疫疾患などのリスクを高めるといわれている。また、それらの疾患は腸内細菌の乱れとも関連するという報告がある。これまでの動物実験で示した、嚥下した歯周病原細菌が腸内細菌を変化させるというデータに基づき、ヒトでの実証を試みた。本研究課題では歯周炎患者腸内細菌叢が健常者と有意に異なることを初めて明らかにし、歯周病と全身疾患を関連づける新たなメカニズムを示した。

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本研究課題において、歯周病と関連する口腔細菌を多量、かつ継続的に嚥下することで腸内細菌が乱れることを実際の患者においてはじめて示した。 KAKEN — 研究課題をさがす | 歯周炎患者口腔細菌叢-腸内細菌叢連関を基盤とした全身疾患リスク因子の同定 https://t.co/MckOfoIyk7

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