著者
宇都宮 聡 大貫 敏彦
出版者
九州大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では福島第一原発から放出された高濃度放射性セシウム含有微粒子(CsMP)の簡易定量法を福島県内の土壌に適用して、CsMPの個数と放射能寄与率(RF)を示しました。原発付近では個数が多く低RF値で、水溶性セシウムの寄与が大きくなりました。北西方向の汚染地帯にはCsMPと水溶性セシウムの寄与が高く、これは9つの主要なプルームのうちプルーム3と8の軌跡に相当します。一方で南西方向では放射能は低いですが、RF値は80%程度と高くなりました。これはプルーム2の軌跡に相当します。これからCsMPは14日~15日の短い期間に形成され放出されたこと、初期は3号機からCsMPが放出されたと推定されました。

言及状況

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ならデブリフラグメントはどっちなんだい 混ぜれば液体かよ https://t.co/jJZHlxrYTL 九大に見解を求めるか。 ウランやプルトニウムにはものすごく神経とがらせるのだがな。日本政府は。 デブリをくぐった水にデブリフラグメントが混入しないはずがない。 あとはALPSが完全シャットアウトするかどうか
九大のCsMP いわゆるセシウムボールの科研費研究なのだが https://t.co/jJZHlxrYTL ウランを含むデブリ 燃料がウランなのだからデブリにもウランがあって当然なのだが、デブリフラグメントが出てくる3㌻ https://t.co/sK6iz8EOdv

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