著者
村山 綾
出版者
近畿大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では、(1)宗教性の程度によって、不運に対する公正推論(公正な世界の存在を求めるがために行う、「悪いことをしたら必ず罰を受ける」に代表されるような非合理的な推論)のしやすさに関する文化差が説明できるのか、(2)公正推論と時間認識との関連を検討した。そして、(1)日本人はアメリカ人よりも宗教への熱心さや信仰心が低く、遠い未来の補償をもって現状の不公正を回復しようとする推論を行いにくいことが示された。また、日本人では、現在に対してポジティブな印象を持つ若者と高齢者、および、将来の見通しを立て、未来に向かって計画的に行動しようとする高齢者において、究極的公正推論が行われやすいことが示された。

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記事にしていただきました。内容は、科研費(若手B)研究課題「未来に抱く時間の拡がりと公正推論」に関わる研究 https://t.co/RRbVretBbP に基づいたもの中心です。(耕論)「コロナ鎖国」と日本社会 勝田吉彰さん、村山綾さん、山岸敬和さん:朝日新聞デジタル https://t.co/tsPcicceCE

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