著者
酒井 貴広
出版者
早稲田大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では、高知県西部の幡多地方を中心に、県下に今なお存在する民俗事象「犬神」について考察した。高知県下の「犬神」は、歴史的に様々な「強制力」からの働きかけを受け、今日では特異な変容を遂げている。さらに、戦後の高知県における「犬神」は、学術研究・生活世界・フィクション作品の三者の間で結び付き、時に相互作用を発生させながら今日の変容に至ったと結論付けられる。

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