- 著者
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中山 睿一
小野 俊朗
上中 明子
小野 俊朗
上中 明子
- 出版者
- 岡山大学
- 雑誌
- 特定領域研究
- 巻号頁・発行日
- 2005
がんワクチンとして用いるがん抗原は、がん特異的が高く、さらに免疫原性が強いことが必須である。われわれは、新しいがん抗原CCDC62、HERV-KおよびXAGE-1bを見出し、特異性および免疫原性に優れていることを明らかにした。また、がん・精巣抗原NY-ESO-1の全長タンパクを用いて、がんワクチン臨床試験を実施し、がん患者には、免疫が誘導されることを明らかにした。さらに臨床効果も認めた。