著者
段 智久 松村 千里 岡村 秀雄
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究では、木タールや舶用重質油などねばりけの高い物質が燃える状態をよくするためにジメチルエーテルという物質を液化させて混合し、混合燃料として使用することを試みた。その結果、微小な残留物が多く残る木タールは、ある程度運転は可能であるが、長時間運転が困難であるという結果となった。また二種類の物質を連続的に混合しながら供給できるシステムを構築した。液体と液体の混合送油は、その実用性を確認できたが、揮発性の高い液体と液体の混合については十分な試験が行えておらず、今後の継続的な課題としたい。

言及状況

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https://t.co/EblAOASHlm 研究成果報告書、開示を一年まってもらって、この5月に雑誌論文に成果を掲載することができました この研究で主要な働きをしてくれた三原悠君 現職の傍ら、今年12月までを目処に、特許申請の研究を指導してくれています 神戸大学の発明届としては、昨年に受理されている https://t.co/8TPTcJBaES
日本国の基盤となるべく研究をしました。 最終報告書は提出済みですが、論文投稿のため、公表期間を延長してもらってました。また特許申請準備のため、今年12月までさらに公表を延期してもらっています。 燃焼性のわるい物にジメチルエーテルを液化混合して特性改善する研究 https://t.co/c33SLlE4za
続けてきている。幾多の院生が携わり,固定容器内での実験は効果があることを証明してきた。いま取り組んでいるのは,これを連続供給できるシステムの開発。大きめの予算(科研費基盤B)をいただいた初年度は,おおよそ満足のいく進展度合い。https://t.co/EblAOAB6tO

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