著者
川原 由佳里 田中 幸子
出版者
日本赤十字看護大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

諸外国における高度看護実践の発展プロセスを調査した。海外での関連史資料の調査と米国の看護史専門家への聞き取り調査を行った。結果、高度実践看護は様々な変遷を辿り、関係職種との衝突と調整を経て、現行の教育認証、資格認定、権限を整備してきたこと、日本での導入においては看護学の基盤に基づく教育、保健師助産師看護師法での資格規定、検査、診断、処方に関する権限の医師法・薬剤師法を含めた法体系のもとでの整備が必要であり、とりわけ医師による医業独占を廃し、必要な権限を獲得すると同時に、ケアサイエンスとしての看護のアイデンティティと実践の基盤をより確かにすることが重要と考えられた。

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「医行為の実施による看護の機能拡大と看護の専門職化に関する歴史的研究」 https://t.co/Cx8WXXMjq7 研究成果報告書↓ https://t.co/u0HjllyuoX 科研費研究で方向性は示されているのに、看護団体責任者は低い研究水準の成果を示し政府と交渉 臨床-教育-研究の基盤を無視する政治決着はやめてほしい。
「医行為の実施による看護の機能拡大と看護の専門職化に関する歴史的研究」 https://t.co/Cx8WXXMjq7 研究成果報告書↓ https://t.co/u0HjllyuoX 科研費研究で方向性は示されているのに、看護団体責任者は低い研究水準の成果を示し政府と交渉 臨床-教育-研究の基盤を無視する政治決着はやめてほしい。

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