著者
水野 寿朗
出版者
大阪市立大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

動物の初期発生において胚形態やサイズが各種の発生様式の決定に与える影響を明らかにするため、下等脊椎動物の典型的な発生様式に対応するモデルを提案し、関連する実験系を開発して提示した。胞胚期の中胚葉形成に与える細胞密度が関連すること、原腸胚期以後の正常な胴尾部形成には一定の卵黄サイズが必要であること、さらに器官形成期の体節数決定に胚サイズが影響することが示唆され、巨視的な胚空間の役割が生物学的に意義付けられた。

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こんな研究ありました:初期胚パターン形成のプリミティブモデルの開発と応用(水野 寿朗) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/18700300

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