著者
出口 拓彦
出版者
奈良教育大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

授業における私語の発生過程について, コンピュータ・シミュレーションや質問紙調査等によって検討した。シミュレーションの結果, (1)周囲の状況を考慮せずに私語をする確率が10%程度であっても, 教室全体に私語が広がる可能性があること, (2)教室内の仲間集団の数が多いほど私語が広がりやすくなること等が示唆された。一方, 質問紙調査では, 友人の数と私語の頻度・被私語頻度との間に, 弱い正の関連があること等が示された。また, 私語の発生位置に関するシミュレーションと質問紙調査の結果は, ほぼ一致した。

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こんな研究ありました:授業における私語の発生過程に対する調査およびシミュレーションによる検討(出口 拓彦) http://t.co/0zhzzjzdOQ

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