著者
大網 功 蔵原 清人 西田 雅嗣 蔵原 清人 西田 雅嗣
出版者
東洋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本研究では私達は江戸時代、明治初期の古枡、古分銅、古尺を実測した。さらに、渡仏および渡欧してメートル法草創期のフランスの計量事情およびヨーロッパの長さの単位の変遷について文献調査を行った。古枡の実測結果によれば、江戸時代の公定枡である京枡、江戸枡では、枡は縦、横の内幅が4寸9分に作られたが、深さが容積を一定にするように調節されていた。古分銅では、最も良い組分銅で、実測値は称呼値の0.04~0.27%の誤差を持っていた。

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こんな研究ありました:近代日本の計量関係実物資料の成立過程の研究(大網 功) http://t.co/OGlaL51E

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