著者
直江 眞一
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

13世紀イングランドで作成された裁判実務書の分析を通して、国王裁判所の訴訟手続と教会裁判所の訴訟手続の比較検討をおこなった。具体的には、『訴訟および法廷の書』(1写本のみ伝来)と「聖俗の法廷における訴訟手続』(3写本が伝来)を詳細に比較分折することによって、在地レベルにおいて聖俗両裁判手続の間で一定の関連性が認められること、また裁判実務書は作成者それぞれの関心に応じて内容が一様ではないことを明らかにした。

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こんな研究ありました:コモン・ローの形成と教会(直江 眞一) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19530008

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