著者
高木 潤野 梶 正義
出版者
長野大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は「場面緘黙」を対象とした大規模な実証的研究である。場面緘黙は話す力があるにも関わらず学校等で話せなくなってしまう状態である。適切な治療によって症状の改善が可能であるが、学校や医療現場において認知度が低く適切な対応が得られていないケースが多い。本研究では、縦断的調査によって場面緘黙の実態を解明し効果的な介入手法を確立することを目的とする。幼児期から中学生までの場面緘黙児200名を対象に、心理検査及び半構造化面接によって不安症や発達障害の併存、学校への適応状態、発症要因等を評価する。また5年間の縦断研究により心理療法等の介入の効果を比較することで、より効果的な介入方法を明らかにする。

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元読まずに英語も読めないから2006と1996の違いがわからんな こーゆーのは状態把握の面談のみで介入全くされてないのかな運良く治療っぽくなることもあるか
高木潤野(2019-2024) 縦断的調査による場面緘黙の実態解明と効果的な介入手法の確立 科研費 基盤研究(B) 補助金 15,730千円 https://t.co/q7dkueS70V

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