著者
奥中 康人
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

19世紀後半の日本に流入した西洋楽器のラッパ(Bugle)が、静岡県(浜松市)と長野県では祭礼行事として結びつき、現在ではもはや民俗楽器であるかのように定着している実態について、資料調査およびフィールドワークをおこない、今に至る歴史的・社会的背景を明らかにした。さらに、従来の音楽研究が、そうした動態的な新しい民俗芸能の発展を間接的に阻害していることについて考察をした。

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浜松市と長野県で祭礼行事に西洋楽器であるラッパが何故使われるかの研究成果報告書面白い。なお現在ではスポーツの応援でも使われている模様。 「民俗芸能としてのラッパ文化」 https://t.co/cIxo7t244j
こんな研究ありました:近代日本における西洋音楽の変容に関する研究―民俗芸能としてのラッパ文化―(奥中 康人) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20520126

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