著者
田中 則雄
出版者
島根大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

後期読本の成立期に制作された、実録を典拠とする上方出来の作品群に見られる方法が、その後の読本制作の基礎となっている。実録には、各々の話を連結していく独自の方法があるが、読本においては、特に長編構成を統括するための仕組みが考慮され、人物の内面と連動させて必然性を示しながら話を繋いでいくという様式が考案され継承されたことを解明した。

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こんな研究ありました:後期上方読本の成立における実録の影響についての研究(田中 則雄) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20520164
こんな研究ありました:後期上方読本の成立における実録の影響についての研究(田中 則雄) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20520164

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