著者
鈴木 健一
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

定常状態の細胞膜上でGPIアンカー型タンパク質は、その細胞外タンパク質部分の相互作用により短寿命のホモダイマーを形成していることが明らかとなった。タンパク質間相互作用のある場合には、脂質相互作用がさらにそのホモダイマーを安定化するが、タンパク質相互作用のない場合は、脂質相互作用はホモダイマー形成に有効ではないことが判明した。さらには、GPIアンカー型受容体をリガンド刺激後、非常に安定なホモオリゴマーが形成されるが、そのホモオリゴマーは、他のラフト脂質であるガングリオシドをリクルートし、下流のシグナル伝達に必要なラフト様ドメインを形成することが始めて明らかとなった。

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こんな研究ありました:1分子観察・操作による細胞膜ラフト上の情報伝達機構の解明(鈴木 健一) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20570154
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