著者
内藤 直樹
出版者
徳島大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

ケニア・ダダーブ難民キャンプ複合体において、ソマリ系長期化難民と地域住民であるケニア・ソマリが構築した社会.経済的関係の様態に焦点をあてた現地調査を実施した。2011年末の時点で40万人を越える難民の大量流入がもたらすインパクトは、難民と地域住民との間に対立関係を生み出す要因となっている。その一方で、難民と地域社会の人びとの双方は、約20年もの長期にわたる相互交渉の過程で、生活上の争いを回避する制度や、商品の委託販売関係、土地の貸借・売買制度などの共生を可能にする方途を練り上げてきたことが明らかになった。

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こんな研究ありました:長期化難民の社会・文化・アイデンティティの再構築と開発に関する人類学的研究(内藤 直樹) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20710190
こんな研究ありました:長期化難民の社会・文化・アイデンティティの再構築と開発に関する人類学的研究(内藤 直樹) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20710190
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