著者
石原 康宏 冨永 貴志 大黒 亜美 大島 隆幸
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2020-04-01

医療や産業に使われている化学物質の中には、バルプロ酸やポリ塩化ビフェニルなど、胎児期や乳幼児期の曝露により、成長後の行動異常を引き起こすものが幾らかある。一方、脳内には免疫を担当するミクログリアと呼ばれる細胞が存在し、常に脳内を監視して異物を排除している。本研究では、化学物質の発達期の脳への作用メカニズムについて、ミクログリアに着目して検討する。ミクログリアが過剰に活性化すると、障害作用を有する炎症性分子を放出することから、まずは化学物質と炎症との関連を解析する。

言及状況

Twitter (1 users, 6 posts, 1 favorites)

『生後10日齢 #海馬 において、#クロチアニジン 曝露群では #ミクログリア活性化 が低下しており、#イミダクロプリド 曝露群においては #ミクログリア 数が減少していた。従って、#ネオニコチノイド系農薬 は発達期の #ミクログリア の抑制にはたらくと考えられる。 』 https://t.co/iqjNyR3BNM
『次に、#ネオニコチノイド系 #農薬 の #発達神経毒性 を評価した。#クロチアニジン および #イミダクロプリド を妊娠期から発達期において母体に飲水投与したところ、仔は成長後に #社会性 の異常、#反復行動 を示した。』 https://t.co/iqjNyR3BNM
『以上の結果より、#VPA 曝露マウスから産まれた仔において、発達期の #ミクログリア活性化 は、#神経回路 機能の障害を介して成長後の #行動異常 を引き起こすと考えられる。』 https://t.co/iqjNyR3BNM
『母体に #ミノサイクリン を投与し、#ミクログリア の活性化を抑制したところ、成長後の #異常行動 は改善した。光計測により、#神経回路 機能を測定 〜 生後10日齢の #海馬CA1 〜 バランスが興奮側に大きくシフト 〜 このシフトは #ミノサイクリン 投与により改善された。』 https://t.co/iqjNyR3BNM
『妊娠期に #VPA を曝露したマウスより産まれた仔は成長後に #認知機能 や #社会性 の異常、#反復行動 を示した。生後10日齢において #海馬CA1 領域の #ミクログリア は活性化しており、#サイトカイン 類の発現上昇が認められた。』 https://t.co/iqjNyR3BNM
『本研究では、#化学物質曝露 により生じる #発達神経毒性 について、#発達期 #ミクログリア 活性と #ミクログリア が放出する炎症性分子に着目して研究を遂行する。まず、#バルプロ酸(#VPA)により誘発される #発達神経毒性 における #ミクログリア の関与を検討した。』 https://t.co/iqjNyR3BNM

収集済み URL リスト