著者
高木 駿
出版者
北九州市立大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

近代美学では、「美」が「善」から独立したことに伴い、「悪」と混同されてきた「醜」も、独立した一つの概念と見なされるようになった。現代に入ると、醜さは、崇高との強い連関が発見され、美の範疇では理解不可能な芸術を説明するための美的範疇として定着した。しかし、醜さは、崇高と関係しない場合もあり、芸術にのみ限定されるものでもなく、特に「自然の醜さ」が未解明のままに残されている。本研究は、「自然の醜さ」の解明を行う。そのために、 カントの美学理論を用いる。カントの理論は、自然を対象とする理論であると共に、不快の感情に基づき、崇高と関わる醜さをも含めた様々な種類の醜さを説明できるからである。

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@tkn9tknt @sachihirayama それ以前の研究成果と言われるものが、読書感想文程度の内容しかないじゃん。 https://t.co/FCGbcg9BBr https://t.co/HJVjWYz8pJ どんなに分析が進んでも社会実装出来るものになるとは思えないな。

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