著者
清水 諭
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究の目的は、沖縄の歴史を踏まえ、沖縄に住まう人々が東京オリンピック(1964年)、国民体育大会(1973年・1987年)、そして高校野球を通して、どのように「沖縄人であること」や「日本国民であること」を構築し、生きてきたのかを描き出すことにある。スポーツの文化的事象は、複雑かつ多面的な意味作用を持っているが、本土(東京)における意味づけは沖縄の抱えている現実の諸問題を忘却させる作用があり、それと異なる沖縄固有の意味解釈について、今後もより深い探求が必要である。

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こんな研究ありました:スポーツの意味作用を問い直す(清水 諭) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21500580

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